学校紹介

校長メッセージ

恵まれた環境で基礎を育む

 日本大学は,初代司法大臣 山田顕義が1889年に本学の前身である日本法律学校を創設し,『自主創造』の理念のもと,『自ら学び』,『自ら考える』及び『自ら道をひらく』力を身につけ,自己の役割を理解しつつ,発信することができる “ 人 ” を育てることを目標としています。
 この理念を踏まえ,日本大学藤沢小学校はその土台となる『基本的な知識』,『心と体の健康』を培い,その上で『豊かな体験を通して学ぶ』ことにより,好奇心旺盛で豊かな感性を持った児童,主体的に学ぶ力と新しいことに挑戦していくエネルギーを持った児童を育てることを目標に設立されました。
 児童は勉強に一生懸命取り組む一方で,高学年の児童が低学年の児童の荷物をまとめ運んであげるなどのお世話をしたり,運動会や文化祭などの学校行事で用具運びや放送の協力をしてくれたりします。児童同士や学校との繋がりがいろいろと持てて活気があります。
 勉強面では詰め込みの教育ではなく,児童がお互いに教え合い学び合う,また,違った目線での興味付けを行うため,日本大学生物資源科学部の先生や有識者をお呼びして特別授業を行っています。さらに,林間学校での山登りや隣接する生物資源科学部の農場での体験や活動を通して,自ら学ぶ姿勢や諦めない粘り強さを育て,机上だけでは学ぶことができない人間教育を行っています。
 これから児童が生活する場は,ICT化が進んだグローバル社会です。直面するいろいろな問題にも挫けることなく逞しく歩んでいける基礎や自信,そして優しく強い心を育んでいきます。

日本大学藤沢小学校 校長 加藤隆樹