【6年生】特別授業 「林業を知ろう」

6年生は、総合的な学習の時間に「環境」と「防災」をテーマに2つのグループに分かれて探究的な活動を行っています。
今回は、環境について学習する上で大切な林業の現状や森林減少等について、生物資源科学部森林共生学科の杉浦先生をお招きし、特別授業を行っていただきました。

前半の講義では、クイズや動画を通して世界の森林や林業の現状についてご指導いただきました。ブラジルでは森林減少が急激に進んでいるのに対し、中国では増加傾向にあることや、近年では林業にドローンが役立っていることなど、様々なことをご教授いただきました。

後半のワークショップでは、杉浦先生が用意してくださった5種類の枝葉について図鑑を見ながら予想し、その名前を当てるクイズを行いました。一人一冊図鑑を手に取り、葉の形や大きさなどをもとにグループごとに話し合い、予想を立てました。

最も正解の多いグループは3種類の枝葉の名前を的中させ、先生からもお褒めの言葉をいただきました。休憩中には、自ら質問に行く子も多く、関心の高さが伺えました。

先生のお話の中に、「林業を行う上で大切なことは、機械を信用しすぎず、自ら推測することです。」という言葉がありました。これからの時代を生きていく子どもたちにとって、情報に惑わされず、自ら考え、推測する力はとても重要です。今回の特別授業が、そのような力を育むきっかけとなることを願っています。

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