【3年生】防災宿泊訓練

6月6日(金)・7日(土)の一泊二日で3年生の防災宿泊訓練が実施されました。

災害時に学校に宿泊することを想定し,様々な取り組みを行いました。

まず行われたのは,起震車での地震体験です。

過去に日本で起きた大きな地震を再現した揺れを体験しました。

子どもたちも大きな地震=恐ろしいものという認識をもっていましたが,実際に経験することを通してそれを再認識するとともに,より具体的なイメージが持てたようでした。

次に行われたのは,防災グッズ作りです。

避難生活の場でも実際に使用されている新聞紙スリッパと折り紙コップを作りました。

どちらも作り方をよく聞き,真剣に作業に取り組む作業が印象的でした。

作り終わった後には,実際にスリッパを履いたり,コップの中にビニール袋を入れてそこに水を注いで飲んでみたりしました。

自分たちで作った防災グッズを実際に使用することができ,満足な様子でした。

そして一日の最後には,防災ベッドを自分たちで作りました。

ビニールの中に一生懸命空気を入れてベッドを作り,夜はそのベッドを使って寝ました。

ベッドとは言えもちろん普段に比べれば寝心地が良くありません。そこからいかに避難生活が大変であるのかを感じている姿が見られました。

翌日の朝,保護者の方のお迎えを待ちます。日常のありがたみを感じた子ども達,早く家族に会いたいという気持ちが溢れます。

今回の訓練をただ楽しかったで終わらせることなく,その身を通して感じたことや学んだことをこれからの生活の中で活かしてほしいと思います。

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