子どもたちが巣立っていくこれからの時代は,英語とコンピュータは欠くことのできない重要なツール(道具)です。そこで本校のICT教育は,単にコンピュータや情報ネットワークを使って授業を行うことだけにとどまらず,これからの国際社会を生きていくために,児童一人ひとりがコンピュータをツール(道具)として使いこなせること,情報モラルを身につけ,情報ネットワークを正しく活用できることを目標とします。
ICT教育ICT EDUCATION
学校生活の中で自然とITに触れ,ITリテラシーを育む
豊かなICT環境
PC教室には,一人1台のノートパソコンを設置し,授業やクラブ,放課後の遊学タイムを通して,パソコンの技能を学んでいきます。また,全教室にプロジェクター付電子黒板と書画カメラを用意し,ICT機器の環境を整えています。児童が授業に主体的に取り組み,そして理解しやすい授業になるように積極的に活用しています。
パソコン操作学習/ソフト使用
高学年でのプログラミング学習を見越して,低学年のうちからパソコンの基本操作を身につけることを目指します。まずは電源のつけ方から始まって,マウスの操作やタイピングの練習をしてから,Officeソフトを用いてWordを使った文章入力やカード作り,Excelの表計算などを実践していきます。
プログラミング学習
ICT機器を用いた教科学習/パソコンを教科学習のさまざまな場面で活用していくことで,情報活用能力を高めていきます。また,4年生からは授業でタブレット型パソコンを使用します。タブレット型の特性を活かして,教師と児童,児童同士など双方向で学び合います。例えば算数の授業では設問をパソコンへ配信し,児童はその解答を直接タブレット画面に書き込みます。間違えやすいポイントは解答内容をプロジェクターに映して解説するなど,情報の共有性を高めた学びも展開しています。プログラミング学習においては「知ってみよう・創ってみよう」をテーマに専用アプリを用いてプログラミング活動を体験します。特に高学年ではExcelのマクロを使ってのプログラミング基礎も学びます。自分自身で考えたものを実際に創りながら,論理的思考力を磨いていきます。