9月2日、校舎2階から出火したという設定で避難訓練が行われました。全校児童がハンカチで鼻と口を覆い、鉄砲階段を使って校庭へ向かいました。
消防署の方からは「安全にすばやく避難することができていました。今日、避難訓練があったことを、お家の人に伝えることで家庭内での防災意識を高めることが大切ですよ。」という話がありました。
各学年5人が水消火器体験をしました。「119番通報お願いします!」と周囲に呼びかけて、火に見立てた看板に向かって水をかけます。
また、全校児童が煙体験することもできました。消防署の方から、「火事の時は姿勢を低くとり壁をつたって行けば建物から出ることができるんだよ。」と教わり、煙体験スタート。煙が充満したハウスを順番に通り、左の壁をつたって出口に向かいます。ハウスの中は真っ白で進む方向も見えません。
「火災時は前が見えなくて怖いことがわかった。」「煙を吸わないようにすることが難しかった。」という声がありました。
関東大震災から101年。自分や家族、親戚、友達、地域の人。大切な人を守るために、改めて防災用品を見直す、避難場所を確認するなど自分達ができることをする必要があることを実感する時間となりました。