6月7日(金)と8日(土)の2日間で,3年生が防災宿泊訓練を実施しました。
放課後に大地震が起きて交通機関が使えず,自宅に帰れないことを想定し,訓練スタートです。
起震車が来てくれ,震度7の熊本地震の揺れを体験しました。
一旦揺れが小さくなり,非難を・・と思った途端に,突き上げるような揺れが起こりました。
子どもたちは,「この揺れが実際起こったら,大変!」「こわい~」と地震の恐ろしさを実感していました。
教室では,地震や防災についてしっかりと学びました。
子どもたちは真剣に取り組み,自分の命を守る行動を考えて話を聞いていました。
晩御飯は,先生方が心をこめて作ったカレーライスです。
「おいしい!」とみんなたくさん食べてくれました。
食事の後は,防災グッズを作りました。
新聞紙で作ったスリッパをつくり,履き心地を確認します。
避難所生活を体験すべく,就寝は防災用のエアーマットと防災毛布。
一生懸命にストローを使って空気を送り込み膨らませます。
寝床の横には,ヘルメットと新聞で作ったスリッパを置き,就寝中も余震に備えました。
翌朝,みんな元気に起床して,防災備蓄品のパンを食べました。「おいしい!!」
防災宿泊訓練の最後は,保護者の方々の「引き取り」です。
子どもたちは,引き取り者の顔を見たら安心した表情を見せました。
2日間で学んだ経験をもとに,家族でも防災のことを話し合えるとよいですね。
何より辛い状況のときに,友だちと一緒に助け合い身を寄せることで,安心できること・心強いことを知りました。
被災地で今も尚,復興に向けて頑張っている方々の気持ちを想像し,何かできることはないかと考えることもできました。
3年生のみなさん,真剣に学んだこの2日間をぜひ今後の生活に活かしましょう!!